アルミ材料の規格寸法と材料選定を設計者目線で詳しく解説

アルミの材料はすごく使い勝手が良く、便利な素材ですよね。そんな良く使う素材の規格寸法を知りたいときにいちいちネットで調べていました。なのでこの際、良く使う形状ごとに寸法をまとめておくと便利かなと思い、記事にしました。また、おさらいも兼ねて、特徴や材料の種類などメモ代わりにまとめてみました。

アルミの素材寸法を形状ごとに解説

私はよく素材寸法を見たい(確認したい)と思うので、まずは存在寸法情報を載せます。丸棒や平板やL字アングルなど、どの形状が来てもこのページで済むようにまとめました。

アルミ丸棒(A5052, A5056)

A5052(※溶接が必要な場合)


φ3.0(×2000)
φ4.0
φ5.0
φ6.0
φ7.0
φ8.0
φ9.0
φ10.0(×4000)
φ11.0
φ12.0
φ13.0
φ14.0
φ15.0
φ16.0
φ17.0
φ18.0
φ19.0
φ20.0
φ22.0
φ25.0
φ26.0
φ28.0
φ30.0
φ32.0
φ35.0
φ36.0
φ38.0
φ40.0
φ42.0
φ45.0
φ48.0
φ50.0
φ55.0
φ60.0
φ65.0
φ70.0(×2000)
φ75.0
φ80.0
φ85.0
φ90.0
φ95.0
φ100.0
φ110.0
φ120.0
φ130.0
φ140.0
φ150.0
φ160.0
φ170.0
φ180.0
φ190.0
φ200.0

A5056(※切削加工のみの場合)


φ8.0(×4000)
φ10.0
φ12.0
φ13.0
φ14.0
φ15.0
φ16.0
φ17.0
φ18.0
φ19.0
φ20.0
φ22.0
φ25.0
φ26.0
φ28.0
φ30.0
φ32.0
φ35.0
φ36.0
φ38.0
φ40.0
φ42.0
φ45.0
φ48.0
φ50.0
φ55.0
φ60.0
φ65.0
φ70.0(×2000)
φ75.0
φ80.0
φ85.0
φ90.0
φ95.0
φ100.0
φ110.0
φ120.0
φ130.0
φ140.0
φ150.0
φ160.0
φ170.0
φ180.0(×1000)
φ190.0
φ200.0
φ210.0
φ220.0
φ230.0
φ240.0
φ250.0
φ260.0
φ270.0
φ280.0
φ290.0
φ300.0

基本的に丸物は素材寸法を気にしなくても良いかと思います。
φ300以上の大きさにならなければ、気にしなくてよし。

アルミ板材(A5052 大きさはともかく厚みだけ気にしています)

micai100.com
※印はよく使う板厚の意味です
板厚t(x幅x長さ)
t0.3(x1mx2m)
t0.4
t0.5
t0.6
t0.7
t0.8
t1.0
t1.2
t1.5
t1.6
t2.0
t2.3
t2.5
t3.0 ※
t3.2
t3.5
t4.0 ※
t5.0 ※
t6.0 ※
t7.0
t8.0 ※
t9.0
t10 ※
t12 ※
t15 ※
t16
t18
t20 ※
t22
t25 ※
t28
t30 ※
t32
t35 ※
t36
t40 ※
t45 ※
t50 ※
t55
t60

あとは省略します。
他にも材質は色々ありますが、A1050とかA2017とか
A6061など。また要望などがあれば追記していきます。

アルミL字アングル(A6063)

※板厚が2mm以下はあまり使っていません。
※取引先の業者によっては素材寸法がない場合があります。
 手配業者に必ず確認するようにしてください

等辺アングル

micai100.com
厚みxAxBx長さL
t0.8×9×9(×L3.64M)
t0.8×12×12
t0.8×15×15
t0.8×19×19
t0.8×25×25
t0.8×30×30
t0.8×38×38
t0.9×38×38(×L3.64M)

厚みxAxBx長さL
t1.0×15×15(×L3.64M)
t1.0×20×20
t1.0×25×25
t1.0×30×30

厚みxAxBx長さL
t1.2×10×10(×L4.00M)
t1.2×12×12
t1.2×13×13
t1.2×25×25

厚みxAxBx長さL
t1.5×10×10(×L4.00M)
t1.5×15×15
t1.5×19×19
t1.5×20×20
t1.5×25×25
t1.5×30×30
t1.5×38×38
t1.5×45×45
t1.5×50×50

厚みxAxBx長さL
t2.0×10×10(×L4.00M)
t2.0×20×20
t2.0×25×25
t2.0×30×30
t2.0×35×35
t2.0×40×40
t2.0×50×50
t2.0×55×55
t2.0×60×60

厚みxAxBx長さL
t3.0×15×15(×L4.00M)
t3.0×20×20
t3.0×25×25
t3.0×30×30
t3.0×35×35
t3.0×40×40
t3.0×50×50

厚みxAxBx長さL
t4.0×25×25(×L4.00M)
t4.0×30×30
t4.0×35×35
t4.0×40×40
t4.0×50×50

厚みxAxBx長さL
t5.0×25×25(×L4.00M)
t5.0×30×30
t5.0×35×35
t5.0×40×40
t5.0×50×50
t5.0×60×60
t5.0×75×75

厚みxAxBx長さL
t6.0×40×40(×L4.00M)
t6.0×50×50
t6.0×60×60
t6.0×65×65
t6.0×65×65
t6.0×70×70
t6.0×75×75

厚みxAxBx長さL
t7.0×75×75(×L4.00M)
t7.0×90×90

厚みxAxBx長さL
t8.0×65×65
t8.0×80×80

厚みxAxBx長さL
t9.0×75×75
t9.0×90×90

厚みxAxBx長さL
t10×100×100

不等辺アングル

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厚みxAxBx長さL
t1.2×6×15(×L4.00M)

厚みxAxBx長さL
t1.5×9×20(×L4.00M)
t1.5×9×25
t1.5×9×30
t1.5×9×40
t1.5×10×15
t1.5×10×20
t1.5×10×25
t1.5×10×30
t1.5×10×40
t1.5×15×20
t1.5×15×25
t1.5×15×30
t1.5×15×45
t1.5×19×63.5
t1.5×25.4×76.2

厚みxAxBx長さL
t1.8×15×18(×L4.00M)
t1.8×15×20
t1.8×15×25

厚みxAxBx長さL
t1.9×10×15(×L4.00M)

厚みxAxBx長さL
t2.0×10×15(×L4.00M)
t2.0×10×50
t2.0×15×20
t2.0×15×25
t2.0×15×30
t2.0×15×35
t2.0×15×40
t2.0×20×25
t2.0×20×30
t2.0×20×40
t2.0×20×50
t2.0×25×50
t2.0×30×50
t2.0×40×50

厚みxAxBx長さL
t2.5×13×35(×L4.00M)

厚みxAxBx長さL
t3.0×15×30(×L4.00M)
t3.0×20×30
t3.0×20×40
t3.0×20×50
t3.0×25×30
t3.0×25×50
t3.0×30×40
t3.0×40×80

厚みxAxBx長さL
t4.0×25×38(×L4.00M)
t4.0×35×50

厚みxAxBx長さL
t5.0×40×60(×L4.00M)
t5.0×50×65
t5.0×50×75

厚みxAxBx長さL(R付のみ)
t6.0×60×90(×L5.00M)
t10.0×75×100(×L4.00M)
t12.0×75×125(×L4.00M)

一覧表だけですが、規格寸法としては使える資料になってるんじゃないかと思います。見にくいようでしたら、ご連絡お願いします。

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この記事を書いた人

福井県生まれ。地元工業大学大学院修士課程を卒業。大学卒業後は、工作機械メーカーの開発部に配属になり、10年間、設計、組立、加工、基礎評価、検査について携わり、その経験をもとにしたメカ設計のツボWEBサイトを立ち上げ。

現在は転職し、衛星、医療、産業機械、繊維機械など多くの設計に携わって、機械設計のノウハウを皆様に役立ててもらう情報発信メディアの構築を行っています。

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