サブスクリプション会員制サイトを作る前に知っておきたい7つのこと

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今私はサブスクリプション会員制サイトを作ろうとしている。それは私が2回目の転職してときに心に誓ったことだからである。決して会社に雇われることなく、自分自身で稼ぐ力を身に付けて食べていくと心に誓ったのである。それが最近になってようやく実現できそうな目途が立ってきた。どのようなスキルを身に付け、どのようなツールを揃え、どこに向かおうとしているのかそこら辺を自分の備忘録として記事に残そうと思う。

 

なぜ自分自身で稼ぐのか?雇われていれば楽でいいよ

会社で文句を言える立場であることは幸せである。文句が言える人は大抵の場合、その面倒なことの多くを人に任せているからだ。
 

・自分が正当な評価を受けていない
・お給料が安い
・会社の奴隷となって働かなくてはならない
・会社の言う事は理不尽だ
・上司が怖い、ウザい
・なかなか昇進できない
 

とにかく会社は理不尽で、だれも自分を正当に評価してくれない。誰しもこんなことを考えながら、葛藤しながら会社に毎朝向かうのであろう。でも、一方でサラリーマンであるが故にこんな恩恵も受けている。
 

・周りの人から〇〇会社に勤めているという信用
・毎月決まった日にお給料がもらえる安心
・毎年の税務処理をやってもらえる
・周りの社員たちと一緒に愚痴を言い合える
・一人では得られない知見やスキルを周りからもらえる
 

私も20年会社員を務めていますが、他人から教わることの恩恵は毎日のように感じる。一人では思いつかないことがたくさんあるのだ。これらを総合的に考えると、会社に雇われてお給料をもらっている方がよほど気が楽だし、よほど安月給でなければそれでいいと思う。
 

ちなみに、筆者は年収が43歳で500万ほどなので安い方だと思う。上が見ればキリがないし、腹が立つだけだ。夫婦共働きで生活する上では何も不自由はないのが実情だ。
 

ではなぜ自分自身で稼ぐ必要があるのだろうか?
 

それは会社に雇われて日々悔しいからだ。それは理不尽な思いをするたびに感じる。自分にとって理不尽なことに従わないといけない実情に心底腹が立つのだ。なぜ自分は月にたった40万ほどが稼げないのか。実際に税金が引かれて手元には30くらいかもしれないが。
 

なんで、ホントに自分で稼げないの?これぐらい?
この悔しさがわかるだろうか?
 

逆に稼げるんじゃ?という根拠のない自信があるので証明してみたいという欲求に駆られている。別にいきなり毎月安定して40万の収入が入ってこなくていいと思う。はじめは1万でもいいし、試行錯誤を繰り返し稼げるようになればいいと思っている。
 

肝心なことはその仕組み作りが自分にできるのか?ということである。
 

どの方向に向かえば、収入が入る仕組み作りができるのか?

ぶっちゃけ、この収入が入る仕組みがそう簡単に誰でもできるわけがない。副業なんて本や雑誌は山ほどあるし、逆に成功すれば、それが自分に合ったやり方なので、どんな副業でも本業にしてしまえばいいと思う。
 

ただ2020年の2月から新型コロナウィルスが流行りだして、日本経済や国民に大きなダメージを与えている。
 
・人との接触を8割減らす
・3密(密閉・密室・密接)を避ける
・手洗い・うがいを徹底する
・マスクをつける
 
などなど。
 

この結果、人との接触を余儀なくされる職業はほとんど機能しなくなった。一般の企業も在宅ワークを必要に迫られている状況だ。逆に、テレワークでこなせる職種やオンラインでできる職業がクローズアップされてきている。
 

なので、これからの時代はオンラインで収益を上げる職業が必須となると言える。オンラインで継続的に収益を上げる仕組みこそがこれからの時代を生き残る仕組みだと考えるのだ。
 

この継続的に収益を上げる仕組みこそがサブスクリプション(継続課金)であり、そこには必然的に会員制という仕組みが組み合わさって1つのシステムとなる。
 

オンライン上でこういった機能を備えたウェブサイトを持つことは、現実の世界でいう実店舗を持つことになる。実際にお店を持つというと資金が必要でなかなかサラリーマンではできることではないが、オンラインではそれが少ない資金で簡単にできてしまうのだ。
 

サブスクリプション会員制サイトは個人で構築できるのか

この継続的に収益を上げる仕組みこそがサブスクリプションとなるわけだが、実際問題、個人でこんなシステムをウェブサイトで構築できるのだろうか?
 

結論から言えば、サブスクリプション会員制サイトは実は容易に構築できる。ワードプレスという無料のプラットフォームを利用すれば、正確には会員登録機能やクレジットカード決済などの機能を備えた有料のテーマを購入し設定するだけですぐに仕組み作りの基礎ができてしまうのだ。
 

数万円の初期費用は必要となるが、このスキルを個人で身に付けようと思ってもまずは無理だ。それならば自分に投資する、時間をお金で買う意味で有料テーマを購入した方がより正確で安心できるのだ。
 

ウェブサイトを作り、
会員登録ページを追加し、
クレジットカード決済機能を付ける
 

あとは自分の売りたい商品をウェブサイト上に掲載すれば開店準備が整うわけだ。そこにアクセスを集めるといった集客ができればいいわけだ。
 

さらに今だと、オンライン講座も個人で簡単にできてしまう。セミナー予約もすでに作成された機能を利用すれば、あっという間に予約から決済までを1人で管理できるだ。ここまで仕組みができれば、あとはどんな価値を顧客に提供するかを決めれば、サブスクリプション会員制サイトがほぼ完成となる。
 

[チェックポイント] 1.ウェブサイト作成
2.会員登録
3.クレジットカード決済
4.オンライン講座
5.予約カレンダー
 

サブスクリプション会員制サイトで何を売るのか?

ウェブサイトの準備ができたからといって、収益が入ってくるわけではない。ウェブサイトはいわばネット上のお店なのだから、
あとは何をお客に提供していくかが重要となってくる。
 

そこで、今世の中にある継続課金をしているものを私の身の回りでリストアップしてみる。何かヒントが得られるかもしれない。
 

[私が普段から継続課金をしているもの] ・サーバー代
・ドメイン代
・電子書籍代
・公共料金代
・携帯使用料
・スマホのアプリ代
・新聞代
・水道代
・NHK受信料
・WOWOW
・ケーブルテレビ
・トランクルーム代
・セキュリティーソフト代
 

ざっと私の身の回りの一例を挙げてみたが、何か気が付いたであろうか。サブスクリプションでは継続の必要性ことが命であると言える。逆に言えば、継続の必要性がなければ形だけのものであり、だんだんと客は離れていくのだ。
 

ここで少し私的な見解を先に言っておこうと思う。どのようなサービスを提供するかは一見難しいように思えるが、私の見解はこうだ。
 

「仕事を請け負うのではなく、やり方を教える」
 

このようなサービス提供を心掛けると良いのでは?と考える。
 

1人でやる場合は特に仕事量に限界がある。仕事が増えれば増えるほど追いつかないのではパンクしてしまう。はじめのうちは仕方ないとして、仕事が増えても労力が減るような仕組みが必要になるという事だ。
 

ここで、
・仕事を請け負う
・やり方を教える
 

この選択を間違うとどうなるか実際に例を見てみよう。
 

「仕事を請け負う」タイプのサービスの場合、

・ホームページ制作代行
・動画制作代行
・LINEアイコン制作代行
・アクセサリー制作代行
 

このように仕事が増えると、自分がやる仕事量が増えてパンクしてしまうことが想像できるのではないだろうか。主体がすべてサービス提供側になっているからだ。一方で、やり方を教えるサービスに置き換えてみる。
 

「やり方を教える」タイプのサービスの場合、

・おうちでホームページ作り
・おうちで動画作り
・おうちでLINEアイコン作り
・おうちでアクセサリー作り
 

となる。主体は学ぶ側であり、サービスを提供する側はだんだんとルーチンワークになってくることが想像できるのではないだろうか。教える内容はほぼ同じ。だんだんと質を上げていく受ける側はやり方を学び、あとは自由に実践していくことになる。
 

そうすると、学ぶ側も永久ではないにしろ、継続して学ぶ理由が出来て、サービスの質を上げていけば喜んでもらえることになる。
 

[チェックポイント] 1.ウェブサイト作成
2.会員登録
3.クレジットカード決済
4.オンライン講座
5.予約カレンダー
6.やり方を教えるタイプのサービス
 

サービスを提供する相手を見間違えない

ここまでくると、いろんなアイディアが出てくるだろう。実際に、自分が得意とする分野を軸にサービスを考えてもいいと思う。しかし、客単価と年齢層はしっかり把握しておかないといけない。誰に対してサービスを提供するのかを具体的にイメージしておかないといけない。
 

極端な例を言えば、90歳のおじいちゃん相手のサービスでは、どんなにすばらしいものであっても売り上げは一向にあがらないだろう。また、10代のこどもにサービスを提供しようとしても客単価は低くなるだろうという目線が必要となる。
 

[チェックポイント] 1.ウェブサイト作成
2.会員登録
3.クレジットカード決済
4.オンライン講座
5.予約カレンダー
6.やり方を教えるタイプのサービス
7.相手の客単価と年齢層
 

まとめ

ここまでで7つのポイントについて持論を述べてきたが、いかがだろうか。私はすでにこの仕組みを作り始めており、副業から本業へのスタートを切った。まだはじめたばかりだが、この持論が結果として成果が出ることを期待しながら、また、間違った見解があるところは修正していきたいと思う。もしあなたの参考になれたならうれしい限りである。

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この記事を書いた人

福井県生まれ。地元工業大学大学院修士課程を卒業。大学卒業後は、工作機械メーカーの開発部に配属になり、10年間、設計、組立、加工、基礎評価、検査について携わり、その経験をもとにしたメカ設計のツボWEBサイトを立ち上げ。

現在は転職し、衛星、医療、産業機械、繊維機械など多くの設計に携わって、機械設計のノウハウを皆様に役立ててもらう情報発信メディアの構築を行っています。

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