できない社員とはどういう社員?抜け出すための3原則

この前、会社の会議の中で出た実話をもとに、私が思う「できない社員からの脱却」についてご紹介しようと思います。できない社員と聞くと、はじめからできる社員とできない社員の線引きがあるかのように思いがちですが、実はそうではないと思ってます。






 

”できる社員”とは?仕事ができる=高学歴は本当?

できる社員の傾向として一般的に高学歴で、教養に溢れている印象があると思いますが、あなたの会社ではいかがでしょうか?果たして、仕事ができる=高学歴 なのでしょうか。

 

私は個人的に「仕事ができる」ためには、学歴は必要ないと思っています。学歴というのは、あくまで「引き出し」の多さを意味し、その「引き出しの多さ」は実務経験からいくらでも増やすことができるからです。もちろん、学歴が高ければ引き出しの種類が多いので、仕事をする上でプラスに働くことは間違いありません。

 

※ここでいう「引き出し」とは、目の前に起こる問題に対して解決していく能力とか、
分からないことを調べるスキルといった意味となります。

 

そもそも「仕事ができる」とは、会社に利益を生み出すためのアウトプット(成果)を出すことができる人を指すということですので、”学歴”が直接的に仕事の出来に関係しないことは明白であると言えます。

 

一方で、仕事ができない社員の中にも、高学歴を持つ人を見かけることはないでしょうか。有名な大学出身であるにも関わらず、結果を出すことができない社員です。

 

・理屈はこねるが、結果を出せない
・その社員のデータを元に進めたら、うまく行かない
・やたらと時間を掛けたにもかかわらず、一向に仕事が終わらない
・何度言っても上司が求めるアウトプットを出せない
・会社の躾がいつまで経っても身に付かない、身に付けようとしない

など

 

もちろん、ごくわずかの人に限って当てはまる事例ですが、私のこういった経験からも、仕事ができる=高学歴ではないと言えます。ここで、できる社員とはいったいどのような社員を指すのでしょう。

 




今だからわかる”できる社員”の条件

別に高学歴の人だけが仕事ができる人ではなくて、高学歴でも仕事ができない人はいるという事実、さらに学歴が無くても、実務経験から引き出しを多く持てるようになれば仕事はできるようになるということを理解していただけたでしょうか。

 

これまで”できる社員”と言ってきましたが、では、できる社員ってどんな社員のことですか?ということを共通認識として押えておきましょう。

 

できる社員を抽象的に例えるならば、

・売上げを大きく伸ばし、会社に貢献できる社員(営業)
・爆発的なヒット商品を開発できるエンジニア(開発・設計)
・誰にも真似できない神技を持つ組立職人(製造)
・時代の流れを先読みし、皆をその方向へ導ける人(経営者)

 

こんな感じの社員が”できる社員”の対象となりますが、ではどのようにすればこのような”できる社員”になるのでしょうか。できる社員も、入社していきなり会社に貢献できる人ではありません。スタートラインとしては、できない社員と全く条件は同じなのです。ではどこが分岐点となり、運命が分かれてしまうのか。

 

私個人としては、以下の行動指針をクリアできれば、”できる社員”に近づけるのだと思います。

 

1.まずは自分のプライドを捨て、人の意見を素直に聞き入れられる人
2.自分の部署の躾をすぐに身に付けられる人
3.上司(相手)が何を求めているのか、自分で考えられる人
4.新しいこと(もの)に対して率先して飛び込める人
5.尊敬できる人の真似をできる人
6.周りの人に尊敬の念を抱き、素直に教えを請うことができる人
7.自主性を持って、仕事に取り組める人

 

他にもあると思いますが、大体こんな感じでしょうか。1~7の中に「物覚えが良い」とか、「4大卒以上の学歴」とかは入っていません。仕事を覚えるスピードは、意識と努力でその気になればいくらでもカバーできるからです。上述した条件は言わば将来性を見極める条件になるので、特に新人時代にこういった素質を持っていれば、おのずと”できる社員”に近づくと私は考えています。

 

また、上述した条件はどの職種に所属しようが素質という意味では根本は同じなので、すべてにおいて共通の条件になると思っています。

 




今だからわかる”できない社員”の定義

ここまで”できる社員”について私の持論を述べてきましたが、できる社員というのはあくまで結果であって、本当に大事なのは”素質”の方だと思います。どんな人でもはじめから仕事ができるわけではないし、周りに教えてもらいながら、自分で考えながら成長していくのだと思います。

 

そんなとき、上述した7つの行動指針ができれば、どんな職種でも時間の経過ともに成長できて、いずれ”できる社員”になると考えています。そこで逆に”できない社員”とはいったいどんな行動指針の持ち主なのでしょうか。

 

抽象的に言うならば、こんな感じの人でしょうか。

・いつも上司に怒られている
・どんな仕事も完全に終わらず、自然消滅気味で次のテーマに切り替わる
・自分で考えて行動しようとせず、いつも指示待ち状態である
・仕事にメリハリがなく、いつも残業して帰りが遅い
・自分に自信が無いことを理由に、いいわけばかりしている(素直ではない)

 

他にもたくさんあると思いますが、ここまでとしましょう。私のこれまでの経験上、仕事ができない人がそのうち(将来的に)できるようになることはほとんど無い印象です。できない人は、50代になっても60代になっても同じですね。自分の中で何か変化を起こさなければ結果は変わりませんよね。当然の結果と言えます。

 

また、自分では頑張っているつもりが、結果が伴わない人もいます。”頑張っているつもり”とは、上司が求めるアウトプットとは異なるアウトプットを出す人ですね。これは良く言えば「空回り」しているという見方ができますが、悪く言えば、相手の立場に立って物事を考えていないと言えます。

 

サラリーマンとして働く以上、上司が求める結果を返すことは当然の義務であり、それができないと自分の仕事が完結しないことになります。また、上司が求める結果を出せないということは”的外れ”のことをやっているということになります。的外れであるということは、相手の立場に立って物事を考えていないということです。

 

年齢が増すと、そこに多少なりとも自分の考えが入ってきますので、”頑固さ”が加わるわけです。

「的外れx頑固者=たちが悪い」

この式に当てはまる社員こそが”できない社員”の典型だと私は思います。

 




できない社員からの脱却3原則

これまで述べてきた内容を読んで、もしあなたが”できない社員”に当てはまるとしたら、そこから抜け出すための3原則をお伝えしますので、今すぐに実践してみてください。この3原則の効果については、すでに実証済みです。^^

 

実はこの記事を書いている私自身、20代はできない社員に当てはまっていました。そこから今は自称ですが”できる社員”に成長することができたのです。母数は少ないですが、机上の空論ではありませんので、該当する方は、参考にしてください。効果が出ましたら、コメント頂けると励みになります^^

 

原則1:上司との会話のキャッチボールに気を配る

まずは上司が何を求めているのかということに注意を払い、普段の会話の中でQ&Aに意識してみましょう。大体、仕事のアウトプットがおかしい人は、普段の会話が成立していないパターンが多いです。

 

原則2:仕事の”完了”が何なのか具体的に意識する

仕事の完了は、自分で決めるものではありません。上司が決めるものです。というこは、常に上司とコミュニケーションを図り上司が何を求めているのかをきちんと把握する必要があります。仕事が覚えられないうちは、目の前のことばかり注目して全体像が見えないことが多いので注意が必要です。

 

原則3:仮説(ストーリー)を立てて仕事をはじめる

実験や検証データを取る場合には特に仮説が重要となります。ただ、闇雲にデータを取るのではなく、なぜそうなるのか、どうなって欲しいのかをはじめにイメージできなければなりません。限られた時間の中で仕事をこなしていく以上無駄なことはできませんからね。いろんな場面で仮説、すなわち自分の頭でまずはじめに考える癖を付けるようにしましょう。

 

あれもこれも取り組む前に、まずはこの順番で意識改革を行ってください。私が若い頃に特に注意して取り組んだ内容ですが、おそらくほかの人にも通じる部分があるのではないかと思います。

 

先にも述べた「的外れx頑固者=たちが悪い」という式の中で特に「的外れ」の部分は上司が嫌がる部分です。無駄な時間や無駄なコストが発生するだけでなく、開発スピードそのものが遅れてしまい、計画どおり進まない結果を招いてしまうからです。第一に修正すべきは「的外れ」であることを認識してください。

 

的外れというのは、経験を積めばきちんと修正できることと思われがちですが、経験を重ねある程度の年齢の人でも「的外れ」の人はたくさんいます。高学歴で役職の付いた人でさえも、「的外れ」の人はたくさんいます。

 

上司が求める結果(成果)を部下である我々がアウトプットとして出さなければそれは仕事をやったことにはならないからです。それがサラリーマンの努めになります。

 

もし、上司が求めるアウトプットや方針に文句があるのであれば、それは、異論を唱え技術的な議論を話せば良いことですが、上司が求めるアウトプットや方針に文句があることと、報連相をせずに自分勝手に仕事をして、事後報告するのとでは意味合いが全く違います。

 

「的外れ」というのはそういった意味でできない社員の典型だと思います。もし、あなたがこの記事を読んで自分に当てはまるところがあるようでしたら、意識改革からはじめてみてはいかがでしょうか。

 

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